免疫力を高める方法 – ウォーキングで風邪知らずの体に

風邪を引かないために、色んなことをやってみた。その結果、ひとつの方法が効き目があることが分かったので紹介したい。免疫力を高めるには様々な方法があるが、私にとって最も効果的だった方法をお伝えしたい。

免疫力を高める方法として今までやったこと

私は風邪を引きやすい体質だった。何でこんなに引くのかと思っていた。

ずっと引いていたので、6年ぐらい前から風邪ひきグラフというものを作り、風邪を引いた日時、治った日時、熱、症状を記録して行った。

その結果、軽い風邪を含めて平均年8回引いていたことが分かった。やはり引き過ぎである。免疫力が低下している証拠だと感じた。

世の中、色んなノウハウに溢れている。免疫力を高める方法をレクチャーしている本やサイトなんてごまんとある。それらを参考に色々と試してみた。もちろん、手洗いうがいは励行した。

免疫力を高める食べ物や飲み物を試した日々

免疫細胞は腸で作られるとの情報で、免疫力を高める飲み物として乳酸菌飲料○○が良いと聞いて、毎日飲むようにした。免疫力を高める食べ物として、ヨーグルトや発酵食品も積極的に摂取した。でも、何も変わらなかった。

睡眠をきちんと取れば良いとか、野菜等をきちんと摂るようにと言われて、免疫力を高める食事を意識してきた。ビタミンCが豊富な果物や、タンパク質をしっかり含む食材、きのこ類など免疫力食べ物として推奨されるものを積極的に取り入れた。それなりに睡眠や食事に気を遣ってきたが、何も変わらなかった。

免疫力高めるサプリや様々な方法を試してみた

免疫力高めるサプリメントとして、ビタミンDやビタミンC、亜鉛などを含むものも試してみた。サプリメントは手軽に栄養を補給できるため、期待していたが、これも私には顕著な効果が見られなかった。

薄着にしていれば良いというので薄着にしたら、風邪を引いた。

冷水シャワーが良いと聞いたが、冷たくて3日でやめた。

ストレスを貯めないようにということだが、何がストレスで何がストレスでないかがよくわからない。人間は一定のストレスは必要とも聞く。仕事を辞めれば風邪を引かなくなるとは思えない。暇そうにしている人ほど風邪を引いているのを良く見るし。

笑いが良いと言われて、鏡の前で笑ったことがあったが、あほらしくなって止めた。

何れにしても、何をやっても何も変わらなかった。風邪を引き続けた。免疫力を高めるための様々な方法を試したが、どれも私には効果がなかったのだ。

これらの方法論の名誉のために言っておくが、これは私がやって効果がなかっただけであって、他の人には絶大な効果があるかも知れない。それぞれ、専門のサイトで勉強する価値はあると思う。

特に、免疫力を高める飲み物として推奨される乳酸菌飲料については、製造メーカーの人たちにはとってもとっても良く効くだろう。

高齢者の免疫力のこと – 加齢と免疫の関係

 

免疫

風邪を引きやすいのは、すなわち、免疫機能が低下しているからに他ならない。免疫機能は年齢とともに低下するという。何が免疫かといえば色んなファクターがあって一義的には言えないらしいが、年齢と免疫力はこのグラフのような関係にあるらしい。詳しくはリンクで見て欲しい。

出典 ストレスや加齢で低下 免疫力高めるには…

見事に免疫機能は年齢とともに低下している。考えてみれば、小学校に上がる前は良く風邪を引いていた記憶がある。インフルエンザにも何度もかかっていたようで、とっても苦しんだ覚えがある。

それが、いつ頃からか全く風邪をひかなくなった。それがずっと続いていた。昔の大変さはなんだったんだろうと思うほどである。年齢が上がって免疫力が上昇していたのだ。

しばらく風邪を全く引かないでいたが、また引くようになった。確か40代に入ると結構引くようになったと記憶している。この頃から免疫機能が低下し始めたのだと思う。

本当に、このグラフが示すとおりと改めて認識した。

免疫力を高めるには – 高齢者の事例から学ぶ

でも、歳だから、しょうがないと諦めてもいられない。免疫機能の一般論はこうであっても、事実として、風邪を引かない高齢者もいっぱいいる。こうした人たちにあやかりたい。免疫力を高めるには、年齢に関係なく何か方法があるはずだと思った。

彼らは、何らかの努力をしているかといえばそうである場合も、生来の場合もあるだろう。何も考えない日常生活で無意識で免疫力を上げる生活をしているのかも知れない。

彼らのマネをしたいが、そのノウハウを聞いて、努力をしている人が「免疫力を高める食べ物を摂って健康になった」とか「免疫力を高める食事を心がけた」といっても、恐らく、私がやったことのうちのどれかだろう。無意識で免疫力を上げているなら、そもそも聞いても本人は認識していない。

だから、彼らを参考にすることはできない。マネをすることができれば健康番組を見ている人は皆、健康になるはずである。

やはり、自分自身で、どうすれば良いのかを自分の体で考えなければならないと悟った。免疫力を高めるには、自分の体質に合った方法を見つけることが重要なのだ。

椎間板ヘルニア発症 – 転機となった出来事

もったいつけているようで申し訳ないが、時間軸で話さないと分からないだろうから、我慢してほしい。

働いていると運動をする機会がない。でも、健康は心配だ。なので、毎週末、2キロぐらいのウオーキングを心がけていた。

ところがである、昨年8月に椎間板ヘルニアを発症してしまった。とっても痛かった。腰痛はもともとあったものだが、腰痛と椎間板ヘルニアは直接には関係しない。なぜ、椎間板ヘルニアになったかを良く考えてみた。

そのひとつの結論がウオーキングにあることに気が付いた。恐らく、このことを医者に言っても「そんなことない」と一笑に付されるだろうが、私はそう思っている。

その前日に、革靴で競歩で2キロぐらい歩いていたのだ。その革靴はもちろんウオーキング用ではない。薄っぺらい靴底で歩くと直接腰に響くというものだった。

だから、ウオーキングで腰に負荷がかかったせいで椎間板ヘルニアを発症したのだ。少なくとも今でもそう思っている。

ウォーキング中止後の体調変化

なので、ウオーキングを止めた。一切歩かなくなった。それが8月である。その3か月後、11月に結構重い風邪を引いた。でも、このときはいつもの風邪と思っていた。

ところがである。2カ月後の翌年2月に風邪を引いた、更に3月にも引いた。インフルエンザにこそならなかったが、これらも結構重い風邪だった。そして、極めつけは4月、肺炎になって1カ月は治らなかった。11月、2月、3月、4月と、おいおいこれって引き過ぎだろう。風邪ひき症候群という病名で障害年金でも貰いたい心境になった。

この頃になって、ウォーキングを止めたことと、風邪を引く頻度が増えたことに関連性があるのではないかと疑い始めた。運動不足が免疫力の低下を招いているのではないかという仮説が頭をよぎった。

私はこの方法で風邪を引かなくなった – 免疫力高める方法の発見

散歩

 

世の中、何を信ずるべきかって本当に分からない。これもテレビの受け売りであるが、昔はコレステロールが貯まるので卵をたくさん食べてはいけないと言われていたものが、最近はコレステロールの殆どは体内で作られるので、卵は関係ないとなったらしい。

そして、本題だが、風邪をひいたときはどうすれば良いか。①安静にしている、②日常生活をそのまま続ける、さて正解はどれであろうか。

答えは、②の日常生活をそのまま続けるとなっていた。解説として、確かに高熱があるなど重篤な場合は別だが、風邪の引き始めや軽いときは安静にしているよりも少し動き回った方が良い、軽い運動ならした方が良いと言っていた。

それは、なぜかというと、軽い運動は免疫力を上げるからとのこと。この情報こそが、私にとっての転機となった。

その昔は、風邪を引いたら安静にしていなさいといわれていたものが、いつの間にか安静にしない方が良いなどと真逆になっていたのだ。

免疫力を高める – ウォーキングという答え

ここで閃いた。軽い運動をすれば風邪を引かなくはずであると。免疫力を高める方法として、適度な運動が重要だったのだ。

もしも今までは、単純に、「軽い運動をすれば風邪を引かない」と聞かされていても本当かなと思っただろうが、これが私にとって正しいということは、ヘルニアで証明されていた。

軽い運動をすれば風邪を引かなくなるということは、軽い運動をしていなければ風邪を引くということに他ならない。

この命題は、椎間板ヘルニアに罹患したことで一切のウオーキングを止めたために風邪を引き始めたことで証明されていた。

歩かないから風邪を引いたのだ。だったら、歩けば風邪を引かなくなるはずだ。そう考えて、肺炎が治ってから、今まで3か月間、毎日1.5キロほど歩くようにした。

安全なウォーキングの実践方法

ウオーキングが腰に悪いのに再開して大丈夫かとか、ほら見ろ、ウオーキグと腰は関係なかっただろうという声が聞こえてきそうだが、今回からのウオーキングは最新の注意を払っているから大丈夫となったのだ。

すなわち、腰に負担がかからないようにクッション性に富んだウオーキング用の高価な靴を買ったこと。(13000円は高価だよね。)腰の筋肉を鍛えることができるような歩き方にして腰に負担がかからないようにしたこと、によりウオーキングをしても大丈夫なようにしたのだ。

さらに、ウォーキング前後のストレッチも欠かさず行うようにした。筋肉をほぐし、柔軟性を保つことで、怪我のリスクを減らすことができる。

免疫力を高める方法としてのウォーキングの効果

その結果、本当に体調が良い。今迄、年8回ほど風邪を引いていたということは、風邪の罹患間隔は1月半だが、今まで3か月一切風邪を引いていない。引いていないどころか本当に体調が良く、風邪をひく気配が全くしない。

そう、私にとっての風邪を引かない健康法、免疫力高める方法はウオーキングだったのだ。

ただ、激しい運動は免疫力を下げるというのでやりすぎは禁物と思う。

なぜウォーキングが免疫力を高めるのか

適度な運動が免疫力を高める理由は、いくつかある。まず、血液循環が良くなることで、免疫細胞が体内を効率的に巡回できるようになる。また、運動によって体温が上昇し、免疫細胞の活性が高まる。さらに、ストレスホルモンが減少し、心身ともにリラックスした状態になることも、免疫力の向上に寄与する。

ウォーキングは、誰でも手軽に始められる運動である。特別な道具も必要なく、自分のペースで続けられる。継続することが何より重要なのだ。

まとめ – 自分に合った免疫力を高める方法を見つける

免疫力を高める食べ物、免疫力を高める飲み物、免疫力高めるサプリメント、免疫力を高める食事など、世の中には様々な方法が紹介されている。しかし、すべての人に同じ方法が効くわけではない。

私の場合、様々な免疫力食べ物や飲み物を試したが効果がなく、最終的にウォーキングという軽い運動が最も効果的だった。これは、あくまで私の体験であり、他の人には別の方法が合うかもしれない。

重要なのは、自分の体と向き合い、自分に合った免疫力を高める方法を見つけることだ。そして、それを継続することである。

風邪を引きやすいと悩んでいる方は、ぜひ色々な方法を試してみてほしい。そして、自分にとって最適な免疫力を高めるには何が必要かを見つけ出してほしい。私のように、意外な方法が効果を発揮することもあるのだから。