先日ドコモを解約して楽天モバイルに変えた。
ドコモのガラケープランを長年使っていた。30分の無料通話が付いて月990円。安いと言えば安いが、これは電話だけなので、別途ネットをするだけのSIMが必要となる。
このため格安SIM代も同じくらいかかっているので、合計2000円ほど。今までは、これで「安い」と思っていたのだが、最近のスマホ料金は、国の指導で本当に安くなった。3000円以内で電話も20Gまでのネットも使えるようになっている。
そう考えると、今の2000円の支出は、そんなに安いとは思えない。もっと安くならないのかと思っていたら、楽天モバイルがやってくれた。
もともと、蚤野は楽天のゴールドカードメンバー。楽天を使わない手はない。なんと楽天モバイルはネット1Gまでなら無料というのではないか。
そして電話も話し放題。殆ど外ではネットを使わないので、家でWi-Fiを使うなら、1Gで十分。
楽天モバイルにするなら、スマホ代は0円にできるのではないか。そう思って、ドコモへ行って解約のうえMNPをやったというわけだ。
MNP番号を取得して、すぐにスマホを申し込んだ。午前11時。翌日、出荷メールが来たが、運送会社は15時に発送となっている。たった4時間で発送とは、すこぶるスピーディだ。
楽天モバイルの電話は使い勝手はどうだろうか。実は、妻のスマホはいち早く楽天モバイルに変更している。なので使用感は良く分かっている。
で、どうかというと、まあ、70点というところだ。音質は良い。遅延もない。30点のマイナスは何かというと、一瞬途切れることがあるのだ。毎回ではないのだが、途切れるときは頻繁に途切れる。1回の途切れは大体2秒程度。大した時間ではないが、これでは仕事では使えないだろう。
でも、曇野は仕事では使わない。そもそもが電話は特に用事がない限り使わないので、これで全然問題ない。ネットの1Gを超えた場合も3Gまでは990円で済む。
今の半額だ。もしもこれさえもケチりたいと思うなら、別途格安SIMを購入してデュアルSIMスマホを使えば良い。これでSIM容量+1Gで毎月使うことができる。
しかし、楽天モバイルはここまで大盤振る舞いをして大丈夫なのかと思ってしまう。もしも0円ユーザーばかりだと収入は0となってしまう。インフラを整備したうえで収入0とは、あんまりだ。
事実、楽天モバイルは携帯事業で大赤字らしい。その大赤字を本業の楽天商圏で穴埋めしているとか。
世の中の富は一定だ。楽天モバイルが大盤振る舞いした結果が大赤字ということは、楽天モバイルの利用者にそれだけ還元されているということを意味する。
その一面を見るだけでいかに楽天モバイルがお得かということが分かる。楽天モバイルを契約したときのポイントも大盤振る舞いだ。スマホを購入すると代金相応のポイントが付くものもある。
これじゃ、ポイント目当てで契約してポイントが付いてから、解約し、スマホも売却するなどという輩も出てくるかも知れない。曇野はそんな面倒なことはやらないが。
兎も角、楽天モバイルは使わない手はない。では、楽天モバイルのデメリットはないかといえば、ないことはない。繋がりがあまり良くないときく。
楽天モバイル回線自体は他社に比べて範囲が狭いのだ。だが、回線が届かないところは使えないというわけではない。AUのパートナー回線につながるからだ。
電話さえ我慢ができれば楽天モバイルは良い選択肢と思う。妻は4月から楽天モバイイルを使っているが今のところ何も不満はないとのことだ。
蚤野は別に楽天の回し者ではない。楽天とは全然関係ないが、これほどお得な楽天モバイルを使わない手はないと本心思っている。