志村けんさん死去、改めてコロナウイルスの脅威を実感

(写真はウキペディアより)

タレントの志村けんさんがコロナウイルスのために29日午後11時10分に東京都内の病院で死去したことが30日に分かった。

 志村さんは、今月17日に発症。倦怠(けんたい)感があったため自宅静養に入り、19日に発熱と呼吸困難の症状が出て、20日に重度の肺炎と診断されてそのまま入院していた。

 その後の志村さんの状況については、「小康状態、安静を保っていると」いうことで安心していた矢先での突然の悲報に驚きが絶えない。

 ネット上では早期の回復を願う声が多く聞かれていたが、その望みもなくなってしまった。

 志村さんは2016年に肺炎の手術、今年1月に胃のポリープ除去。酒も休刊日がないほど飲み、タバコも1日3箱吸っていたという。こうしたことで免疫力が下がり重症化した可能性があるといわれている。

 志村さんといえば、1974年にザ・ドリフターズに荒井注さんの後任で加入し、「8時だよ全員集合」で一世を風靡した。

 ドリフターズ解散後も活躍し、現在、日本テレビのバラエティー番組「天才!志村どうぶつ園」とフジテレビのコント番組「志村でナイト」にレギュラー出演中だった。朝ドラ「エール」での出演も決まっていた中での悲報となった。 

まだ70歳であり、これからも活躍を期待されていたただけにとても残念でならない。改めて哀悼の意を表したい。

 新型コロナウィルスの脅威を思い知らされた感じだ。感染が拡大しないように、外出自粛、手洗いは徹底しなくてはならない。