自動車免許証

車の免許の更新なんて何も難しいことはない。行って、講習を受ければそれだけで更新した免許が手に入る。今までそう思っていたし、確かにこれで間違いない。先日も5年ぶりで更新に行ってきたが、なるほど確かに、全然難しくない。流れに沿って行くだけで十分だった。今更その手続きの全容を記録する必要などはない。

でも、でもですよ。何時に行ったら駐車場が空いてるのかなど一応きちんと記録しておけば次の更新のときに役に立つのかななどとも思い始めたので、せっかく行ってきたので5年後のために記録しておくことにした。

警察署までは車で行くことにしたので警察署の駐車場が空いているかどうかが問題だ。近場に駐車場があってもお金を払ってまで利用したくないので警察署駐車場が頼りだ。警察署は8時45分から始まる。なので、その時間よりも前に行っていれば大丈夫だろうが、実際には何時までに行けば空いているのだろうか。

私は8時5分に駐車場に着いた。予想外にガラガラだ。車中で時間をつぶしてから8時45分を目指して更新センターへ行くこととした。

8時30分、そろそろ皆が並び始めているころかなと思い、センターへ行ったら、もう既に30人以上が並んでいた。正確に言うと、立っていたのは20人ぐらい、12人ぐらいは備え付けの椅子に座っていた。ぎりぎり階段にかからないぐらいで列の最後尾に付くことができた。

予想外だが、並んですぐに案内が始まった。37分頃と思う。まず、一列になっていたので2列に並ぶようにとのこと。はて、ここで思ったのが、皆はどのようにして2列から1列になるのかということ。もっと具体的に言うと、椅子に座っている者は最後尾に並ぶのか、それとも適当に来た順番に並ぶのかということ。この来た順番というのもどうなのだろうか。例えば、一番先に来た人が椅子に座り、他の人が列の先頭に並んだとすると、順番は椅子の人が先なのかどうかということだ。

自分は、どのみち最後の方なので、まあ、どうでも良いと思いながら、椅子に座った人がどのように列に並ぶのか注意深く見ていた。すると、答えは、適当にということだった。今案で1列だったので2列になると当然列は短くなる。その短くなったところに、そのまま入ったのだ。要は立って並んでいる者たちの途中に割り込んだということ。

なんだ、それなら、車中で待たずに、この椅子のところで待っていれば良かったと思った。

次回は、8時5分頃に行って、この椅子で待って、2列に並ぶときに堂々と横入りをしようと思った次第。

2列になってから担当者からの説明があった。後ろの方なのでよく聞き取れなかったが、申請用紙の記載方法などを話していたようだ。結局は〇の付いているところ(生年月日、氏名、4桁の数字の暗証番号を2か所)に記載するだけでよいものだった。

ちなみに、4桁の数字の暗証番号は警察署に記載している機械に免許証をかざして、この暗証番号を入力すると本籍地等、免許の情報が見れるというものらしい。でも、そんなの誰も使わないだろうと思った次第。

更新案内ハガキと免許証を用意するように言われたので、用意して待っていると担当者が来てそれらを集めて、すぐに免許のコピーが記載された申請書が渡された。

次に、また1列になり、収入印紙の購入窓口へ。3千円の収入印紙を購入し申請書の裏面に添付し割り印。印鑑を出すのが面倒だったので、割り印はボールペンのサインにした。
購入時に交通安全協会への加入を勧められたが、昔なら、加入していると更新案内が協会から送られてくるというメリットがあったが、今は、警察から案内が自動的に送られてくるので協会に入るメリットはないと判断して入会せず。

次に、収入印紙の購入窓口のすぐ横で視力検査。最近眼鏡の度が合わなくなっているように感じているので少々不安だったが、難なくパス。3つの窓口があり真ん中が男性、両端が女性。真ん中の男性は少々乱暴な口調。

4番窓口に申請書を提出。一旦待つように言われ、5分ほど待つと5番窓口から呼び出し。本籍地等に間違いないかを確認してから渡された書類を持ち、隣の写真撮影場所へ。

写真を撮影すると、古い免許証、更新案内ハガキ、講習受講券、優良講習の札を渡され9時半からの講習なので待機するように告げられる。

9時15分頃に講習の呼び出し。講習受講券に今日の日付と氏名を書くように言われてから部屋で待機。

9時半から講習が始まり、講習受講券を端に順送りして集めてから講習開始。30分の講習を終えたのちに免許証が交付され終了。メデタシメデタシ。結局、8時5分に着いて10時に終わった。正味2時間もかからなかった。仕事は1日休んだの後はのんべんだらりん。これもメデタシメデタシ。