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当初は祝福されていた眞子さま、小室圭さんの結婚
眞子さまと小室圭さんは、2017年9月に婚約が内定。2人で臨んだ記者会見では、国際基督教大学での出会いから約5年の交際を実らせたことが明かされ、世間は祝福ムードに包まれた。 しかし17年12月、小室さんの母親と元婚約者の男性をめぐる金銭トラブルを週刊誌が報道し、世間のムードも一変。宮内庁は18年2月、結婚を20年に延期すると発表した。その矢先18年8月から小室さんは米ニューヨークのフォーダム大学ロースクールへ留学した。
13日に眞子さま、小室圭さんの気持ちが公表された
こうした経緯から、本来は今年2月までに何らかの発表があるかと思っていたが、何もなかった。ところが13日唐突に眞子さま、小室圭さんの気持ちが公表された。全文は以下のとおりである。
一昨年の2月7日に、私と小室圭さんの結婚とそれに関わる諸行事を、皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の本年に延期することをお知らせいたしました。
新型コロナウイルスの影響が続くなかではありますが、11月8日に立皇嗣の礼が終わった今、両親の理解を得た上で、改めて私たちの気持ちをお伝えいたしたく思います。前回は、行事や結婚後の生活について充分な準備を行う時間的余裕がないことが延期の理由である旨をお伝えいたしました。それから今日までの間、私たちは、自分たちの結婚およびその後の生活がどうあるべきかを今一度考えるとともに、様々なことを話し合いながら過ごしてまいりました。私たちの気持ちを思いやりあたたかく見守ってくださっている方々がいらっしゃいますことを、心よりありがたく思っております。
一方で、私たち2人がこの結婚に関してどのように考えているのかが伝わらない状況が長く続き、心配されている方々もいらっしゃると思います。また、様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております。しかし、私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です。
今後の予定等については、今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況ですが、結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております。この度、私がこの文章を公表するに当たり、天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下にご報告を申し上げました。天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております。
秋篠宮ご夫妻はどう思っているのか
報道では秋篠宮ご夫妻も承知しているとのことである。
宮内庁は、秋篠宮ご夫妻が、眞子さまと小室さんの結婚について、2人の気持ちを尊重されると説明。眞子さまは文書の公表に当たり、天皇、皇后両陛下や上皇ご夫妻にも報告した。
ところが逆に今まで通り反対しているとの報道もある。
しかし、小室さんとの結婚に強く反対する秋篠宮ご夫妻の意見は、まったく変わっていないという。宮内庁関係者はこう語る。
「たしかに紀子さまは、コロナ禍のステイホーム期間を利用し、眞子さまとの親子関係改善に努められてきました。紀子さまが呼びかけられた防護服づくりのボランティアや専門家とのオンライン懇談に、眞子さまも参加されたのです。その結果、一時は“対話拒否”状態だった眞子さまもだんだんと耳をかたむけるようになられたのですが、これも紀子さまの作戦といえます。儀式の延期により “結婚宣言”を先延ばしにしつつ、眞子さまが小室さんとの結婚を諦めるよう、紀子さまは地道な説得を続けてこられたのです」
さて、両者は異なる見解だが、これをどう見るかだ。今回の発表では「天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております。」とあるものの秋篠宮ご夫妻がどう考えておられるか言及がない。確かに冒頭「両親の理解を得たうえで、改めて私たちの気持ちをお伝えいたしたく思います。」とは言っているがこれは文章を公開することへの理解ということに過ぎないだろう。結婚を認めたとまでは言えず、心のうちでは、やはり反対しているということに推測は難くない。
秋篠宮ご夫妻は、なぜここまで小室圭さんを嫌っているのか
婚約発表時の小室圭さんの凛とした態度に好感を持った人も多いと思うが、さてさて、なぜここまで小室圭さんは秋篠宮ご夫妻に嫌われてしまったのだろうか。直後の母親の問題がひとつの契機のように言われているが、400万円という金額は確かに大金ではあろうが、払えない金額ではない。眞子さまにとっては、ご自身では無理であっても、そのあたりのことは秋篠宮ご夫妻に頼むことも可能であっただろう。
秋篠宮ご夫妻側としても結婚に賛成するなら、こっそりと解決できる話である。
立皇嗣の礼で3千万円の衣装代を支払っている立場なら400万円は庶民にとっては大金でも秋篠宮ご夫妻にとっては右から左に捻出できる額なのだ。
眞子さまが、秋篠宮ご夫妻に金銭的な面で頼まなかったのは、秋篠宮ご夫妻は母親の金銭問題だけを問題視しているわけではないということを知っているからだ。例え、金銭問題が解決したとしても結婚に賛成してくれないことを見抜いていたのだ。
そこまで、小室圭さんが秋篠宮ご夫妻に嫌われる理由な何であろうか。それは、小室圭さんの人となりが嫌いだからに違いがない。嫌いな理由を嫌いだからと言ってしまっては答えになっていないが、人間とはそういうものだ。
余談だが、高円宮家当主・久子さまは日ごろから紀子さまの女帝ぶりに眉をひそめており、立皇嗣の礼を欠席したことに紀子さまは激怒。絶縁を意味する空箱の引き出物を送ったとか。天皇は現人神と言われた時代もあり、天皇家は現在も一目置かれている存在だが、まあ、人間らしいこと。
話を戻そう。ここまで一途な娘のことを思うなら、普通なら、折れる親も多いが、小室圭さんの場合はその後に出てきた情報というのが申し訳ないが悪いことだらけだった。
父親、祖父母の自殺、母親がやくざまがいの人間を連れてきての遺産相続問題である。しかし、これらは小室圭さん自身の問題ではない。小室圭さんにとっては良い迷惑な話である。とは言うものの血は争えないとどうしても親は思ってしまう。
本人の問題としては、過去のチャラ男ぶりがすっぱ抜かれたというものはある。茶髪に染めて半裸で女性の腕を組んでいる写真が流失したりと、チャラ男ぶりは相当なものだったようだ。また、結婚問題が生じた矢先に逃げるように海外の大学に行ってしまったことも嫌われる理由となる。
ネット上でも小室圭さんへの批判が相次いている
ネット上では小室さんへのバッシングが後を絶たない。
眞子さまが小室圭さんとのご結婚の再延期を発表されたそうですね。#眞子様 #小室圭#結婚再延期 #眞子さま#アンケート魔神
眞子さまと小室圭さんのご結婚に賛成ですか?
— アンケート魔神 (@pp2019XYZ) November 13, 2020
殺伐としたタイムラインに小室圭さんが!! pic.twitter.com/uHc2VFudkI
— ささつち (@gomataro_bot) November 8, 2020
トレンドに『眞子さま』と入っているが、マスゴミも同じ呼び方をする。それは不正解。
正確には『眞子内親王殿下』ですね。
小室圭は殿下と呼びたくない。 pic.twitter.com/dFoQ4WzKNI
— Yousuke Uchiyama (@29de_83o) November 13, 2020
他にも、結婚詐欺師が良いカモを見つけたかのように揶揄するものさえある。
そうした人間に対して、公費でSPが付くうえ、もしも結婚となれば億単位の費用が支払われることになることに対しての批判もすごい。
小室圭さんを擁護すると
小室圭さんは大学卒業後は三菱UFJ銀行に就職している。三菱UFJ銀行は説明不要のメガバンクで、東大や京大、早稲田・慶応の難関大学の卒業生の就職先として知られている銀行だ。
業務にやりがいを見いだせなかったようで2年後に退社。退職後は都内の法律事務所に転職し、昼は事務員として勤務し、夜は一橋大学大学院国際企業戦略科で、国際経営戦略や金融戦略、経営財務や経営法務などを学んだ。
その後2018年8月に弁護士資格を取得するため名門私立大学フォーダム大学のロースクールへ入学。2021年6月卒業予定となっている。
三菱UFJ銀行に就職できたこともすごいし、その後も仕事をしながら勉学に励むという苦学の人。留学し弁護士に挑戦ということも並みの人ではできないことではないだろうか。
20歳前後のチャラ男についても写真が流失しているだけで、チャラ男たる状況はあまり出てこないん。まあ、若い時に女の子といきがって写真を撮ることなどは、まま、あること。この写真だけで、遊び人と決めつけることには無理があるだろう。
今後はどうなるか、秋篠宮ご夫妻はどうすれば良いか
まさにロミオとジュリエットであることには間違いない。障碍があればあるほど燃え上がるのが恋というもの。眞子さまの心の灯は燃え上がっているので「あきらめる」という選択肢はありえない。秋篠宮ご夫妻と小室圭さん、どちらを取るかと聞かれれば「小室圭さん」となることは間違いない。
とするならば、秋篠宮ご夫妻としても、結婚を認めざるを得ないだろう。そのための伏線を眞子さまの手紙を公開することに対する了解という形で張っておいたものと思う。
親の愛とは何かということを問われている。子供を思うから結婚に反対するのだろうが、子供に取っては、結婚しても不幸になるとは限らない、子供を思うのなら子供の好きにさせてほしいとなる。
子供を思うなら子供の好きなようにさせて、もしもダメだったら再び優しく迎い入れるのが親の愛情ではないだろうか。
秋篠宮ご夫妻の苦悩はまだまだ続く。