札幌観光の新しい楽しみ方:夏のおすすめスポット札幌で体験するさくらんぼ狩り

札幌観光の定番を超えた季節限定の魅力

札幌の観光と言ったら、時計台や羊ヶ丘展望台、ジンギスカンなどが有名ですが、案外「さくらんぼ狩り」という選択肢を見落としている方が多いのではないでしょうか。札幌観光スポットの中でも、季節限定だからこそ味わえる特別な体験として、近年注目を集めています。

さくらんぼ狩りのベストシーズンと札幌のおすすめスポット

さくらんぼ狩りの時期は7月初めから8月初めまでの約1か月という限られた期間ですが、札幌市内には10か所以上の農園があり、特に南区に集中しています。札幌の観光名所として知られる中心部から比較的近くに農園があるため、バスで車窓を楽しみながら市街地を抜けていくというのも、札幌の見所を堪能する良い方法です。札幌観光 穴場として、この季節限定の体験は地元の人にも愛されています。

札幌から日帰りで行ける観光地として、さくらんぼ農園は最適です。筆者は毎年、札幌市内のさくらんぼ農園でさくらんぼ狩りを楽しんでおり、札幌のおすすめスポットとして何度もリピートしています。

農園選びの重要性

訪問前には複数の農園に電話確認することをお勧めします。毎年の天候や作柄の影響で状態が大きく異なるため、事前リサーチが札幌観光を充実させるコツです。実際に複数の農園に問い合わせた結果、桜井農園は今年は不作でさくらんぼ狩りをやっていないとのこと。八剣山果樹園は開園していますが、下の方の木にはほとんど実がついておらず、上の方の木のさくらんぼは割れているものが多いとの情報でした。

篠原果樹園は営業していますが、昼から外出するため午前中のみの対応というように、各農園で条件が異なります。個人でやっているような規模のところも多く、札幌の観光地を巡る際は柔軟な計画が必要です。

サンシャインフルーツ園土田:札幌の観光におすすめの農園

今年は不作かと諦めかけていましたが、最後に「サンシャインフルーツ園土田」に電話したところ、今が旬で営業しているとのこと。札幌のおすすめスポットとして、この情報は大当たりでした。

国道沿いにあり、交通の便は非常に良好です。料金1,200円を支払い中に入ると、さくらんぼの実をたわわにつけた木が所狭しと立っています。札幌観光の穴場として、多くの人がまだ訪れていない隠れた良スポットなのです。

農園での実際の体験

食べてみると「甘い」ことに驚きます。2年前に訪れた別の農園では甘いものがほとんどなかったのに対し、ここのさくらんぼは本当に甘いのが特徴です。上の方の実が甘いとの案内でしたが、実際には上でも下でもそれほど大きな違いはありませんでした。

興味深いことに、中で全く実を付けていないように見える木が1本ありました。よく観察すると、木の上の方の手が届かないところにはたわわに実っており、その色は黒くなっています。何とかひとつ取ってみると、それがとても甘い逸品でした。手の届くところは全て食べつくされてしまっていたのです。札幌観光のリピーターには、このような穴場情報が何より貴重です。

来年のために記載しておくと、入り口を入って右側の中間あたりが狙い目です。来年も札幌のおすすめスポットとして、この農園を目指すことをお勧めします。

さくらんぼ狩りの量と時間

種入れの袋に種を入れながら食べますが、恐らく200個は食べたであろう量を楽しめます。札幌 観光地を巡る中でも、これほどの食べ放題体験は珍しいでしょう。1時間ほどで腹いっぱいになり出てきましたが、コストパフォーマンスの面でも優れています。

お土産購入のポイント

この農園では土産用に取ったさくらんぼを持ち帰ることができます。持ち帰りは100グラム250円という価格設定ですが、パックに詰めたさくらんぼも販売されています。どちらが安いかを確認すると、「品種による」との答えが返ってきました。安い品種であれば持ち帰りが損になりますが、高い品種であれば(売っているパックも相応に高いため)得ということです。

札幌のおすすめスポットを訪れる際は、これらの農園には約10種類のさくらんぼの種類があることに驚かされます。確かにおいしくない木とおいしい木は存在しますが、そこまで大きな違いではありません。結局、600円のパック詰めのさくらんぼを購入しましたが、家で測ったら270グラムだったため、持ち帰りよりも若干安い計算になります。

来年への展望

来年は、今年は不作でさくらんぼ狩りをやっていないと言った「桜井農園」や、正直に出来が悪いと説明した「八剣山果樹園」を訪れてみたいと思います。ただし、札幌の観光地としての確実性を求めるなら、やはり「サンシャインフルーツ園土田」が最良の選択肢かもしれません。札幌から日帰りで行ける観光地として、季節ごとに異なる魅力を発見する楽しみが、札幌 観光の真の醍醐味なのです。