スーパーの終業間際の安売りには要注意かもしれない

我が家から一番近いスーパーでは遅い時間になると値引きシールが貼られて安売りが行われる。もちろん、全ての商品ではなく、総菜が主であるが、最大半額のデスカウント。

蚤野は、以前からこの安売りハンターだ。

時間は午後7時。ただ、問題なのは、担当者によってこの7時の時間に若干のずれがあること。
7時に始まると思って、その時間に行っても始まらなければ、商品を選んでいるふりをしながら、店内をぐるぐると回って時間つぶしをしなくてはならない。

逆に早く始められると、目的の商品が売り切れとなってしまう。

客の入りの状態や商品の売れ具合で安売りシールを貼る時間が違うのかも知れないが、どうもそこまで考えている様子もない。

この時間帯の客は皆、蚤野と同じことを考えているようだ。もともとが高ければ半額と言ってもそんなに安いものではない。今日、行ったら総菜の寿司が半額にかかわらず、相当残っていた。
安売りハンターたちは、本当に安いものしか買わない人種のようだ。

そのスーパーへ日中行くことがあるが、夜になると安くなると思うと総菜だけは買う気がしない。

ところで、こうして半額商品をゲットできても、買ったときは良い気分になれるが、果たして得をしているのかといつも思う。

だいたい、夜の7時過ぎと言えば、既に食事を済ませている時間帯。買った商品は翌日に食べることになるが、どうしても味は落ちる。
そのうえ、安いから買ったとしても、結局は余分なものだ。

そんなことを考えてはいるが、なぜだろうか、安売りハンターは止められない。恐らく、一瞬でも得をしたと思えば脳内麻薬のようなものが出て気持ちが良くなるのかなと思っている。