クレジットカード

高齢者は、あまりクレジットカードを使っていないのではないかと思っている。こんな便利で得をするクレジットカードは使わないという選択はない。これからでも良いので便利な、経済的は生活のために是非とも使って欲しい。

借金には良い借金と悪い借金がある

私の子供時代は貧乏だった。母親は貧乏を悟られまいとしたのか「借金取りが来ないだけうちは幸せだ。」と、さぞ我が家以外には借金取が来ているかのようなことを良く言っていた。このためか、子供心に「借金はダメ」ということが強く印象付けられた。

ここまで極端でないにせよ、我々日本人は、特に高齢者は借金は良くないこととして育てられたことと思う。

その結果、極端に借金に恐怖を覚えているのではないだろうか。

実は、借金には良い借金と悪い借金がある。簡単に言うと、返せる借金は良い借金で返せない借金は悪い借金である。借金と言っても良い借金はするべきなのだ。もしも、親が「一律借金が悪いという」としたらそれは間違いで、子供を信用していないことになる。

借金と言えば聞こえが悪いがローン、融資も同義である。ローンを組んで家を購入、起業時に銀行から融資を受けるのは常識だろう。

高齢者は借金が罪悪と考えていないか

前置きが長くなったが、こうして借金は悪いという印象付けのもと、クレジットカードを利用しないという人は沢山いるのではないだろうか。以前の私のように。

私は、本当に5年前にクレジットカードを使い始めた。正確にはインターネットプロバイダーがクレジット決済しか対応していなかったので、もっと前からクレジットカードは作っていたが、本格的に利用を始めたのは5年前からである。

それまでは、スーパーのレジでクレジットカードを使っている人を見ると、「何で数千円程度のお金を現金で払わないのか、なぜ、借金をするのか。」とか、「クレジットカードを使う人は、お金に困窮している人だ。」と思っていたが、全てが間違いだった。

高価な物は仕方ないとしても日常生活の支出は「いつもにこにこ現金払い」という神話に取り憑かれていたのだ。全く今から考えると恥ずかしい話だ。

あなたももしかするとこのように思ってはいなかっただろうか。

高齢者がクレジットカードを使うメリット

なぜ、高齢者こそクレジットカードを使うべきなのだろうか。

・現金を持たないで済む。

現金を持たないで済むメリットは大きい。大金を高齢者が持って歩くのは危険だ。紛失の危険性もある。この点、クレジットカードなら紛失してもすぐに使用停止にすることがきるが現金なら、戻って来ることは期待薄だろう。

支払いがカードで済むということは、いちいち、小銭を数えないで済む。スーパーなどで老人が財布の中から時間をかけて小銭を出す姿は何度も見たことがあるだろう。その都度、後ろの人はイライラしていたのではないだろうか。クレジットカード払いはとってもスマートな支払となる。

・ポイントが付く

別に高齢者に限ったことではないが、ポイントが付くことも魅力的だ。現金購入であれば後のフィードバックは全くないが、クレジットカードなら0.5%~2%程度のポイントが必ず付く。普通は1%程度だが、これでも100万円の支出で1万円のバックがあるということになる。100万円も使うのかと思うかもしれないが、電気、水道、電話などの光熱水費、通信費は通常はクレジットカード決済が可能だし、食費も可能だ。そうなると年に100万円以上は必ず使うことになる。現金で払うと0円なのがタダで1万円を貰えることを考えると利用しないという選択はない。