高齢者は世界を目指す、定年後は世界一周に出よう

旅行が好きな人は多いですが、その旅行の集大成となるものが世界一周です。

私は、世界中の色んな場所に行って色んなものを見てみたいと思っています。子供の頃からそうした夢はありましたが、残念ながら実現せずに今日に至ってしまいました。

そこで、定年後は世界一周をしようと思っていますので、定年後の世界一周に関する考えを書きたいと思います。

世界一周に行く年齢に適齢期はあるか

私は、若いときにこそ世界一周に行って、見分を広めておくべきと思います。感受性も違い、ともかく、年齢が行ってからと比べると、わくわく感が違うと思っています。

ところが、現実には若いときはお金の問題等が立ちはだかり世界一周は実現しないものです。

お金持ちの家に生まれたならば、別に世界一周をしなくても海外留学、ついでに各国を見て回るという優雅な生活ができますが、そうした人たちは殆どいないと思います。

普通の家に生まれたならば、若いときの優雅な世界一周は夢物語です。それではどうやって若者は世界一周をするかを考えて行かなくてはなりません。

就職してからお金を貯めても、日本は良くも悪くも終身雇用制です。仕事を辞めてから、世界一周に出てしまうと戻る所がなくなってしまいます。それを押して頑張って出るという人もいますが、その後の人生を考えるとマイナスにしかなりませんのでお勧めしません。

お勧めは大学生のときです。大学の3年間を脇目も振らずに勉強とアルバイトをして、4年目に1年間留年して世界一周に出るというのが理想ではないでしょうか。滞在費が足らない場合はワーキングホリデーという手もあります。

休学をしなくとも、世界一周チケットは1年間有効ですので、単位を3年生までに取って置き、2回に分けて行くという手もあります。

このように、先ずは、大学生のうちというのが私の考えです。

定年後の世界一周

就職して忙しく働いているときは、もう、世界一周どころではなくなります。家族を路頭に迷わせるわけには行きません。

それでは残念ながら、若いときに世界一周をする機会に恵まれなかった人はどうすれば良いのでしょうか、その答えは「定年後」にこそあると思っています。

定年後はある程度、お金に余裕ができて、時間も取れます。絶好の機会です。残念ながら、若い時のようなわくわく感は少なくなっていますが、それでも老骨に鞭を打って出かけてみる価値はあるでしょう。

各国にある世界遺産、見どころ、文化に触れる旅は、あの世への土産話になるのではないでしょうか。

ということで定年後のやりたいことリストに「世界一周」を入れてみた今日この頃です。

高齢者の世界一周と若者の世界一周との違いについて

高齢者が世界一周に出るときは、若者の世界一周との違いについて考えて行かなくてはなりません。

基本は変わらないとは思いますが、高齢者だからこそ気を付けなくてはならない点、高齢者だからこそ有利になる点があると思います。

高齢者のメリットを最大限に生かし、デメリットをなくするようにして行かなくてはなりません。

まず、高齢者が気を付けなくてはならないのは、若者に比べて、体力が弱く、病気に対する抵抗力も低いという点です。

他方、高齢者のメリットは、時間が自由に取れること、お金にある程度余裕があること、世界一周を終えても生活基盤は確保されていることです。つまりは、体のことを抜きにすると安心して世界一周に出ることができるということです。

高齢者が世界一周で気を付けなくてはならないこと

自戒の意味を込めて、具体的にどう行動するべきかを考えてみました。

1 夜は休む

体力の衰えは仕方のないことです。無理をして体調を崩してしまっては元も子もありません。このため活動は日中を基本として夜は宿で休むことにします。夜間は治安の関係で外出しない方が良いので一石二鳥です。

2 無理なスケジュールは計画しない

疲れが溜まるようなスケジュールは端から計画しないことです。長時間のフライトでホテルについたその日に、色んな予定を入れたりしないで、ホテルの近くを適当に散策する程度に留めるなどです。

3 スケジュールの変更は柔軟にできるようにする

スケジュールは前もって決めておきますが、スケジュールに縛られるようなことはしないということです。これは、旅のスタイルとして、「前もってスケジュールを決めてしまうと、現地で得た情報などで見どころを逃す可能性があるので、スケジュールは最低限度しか決めておかない」という人がいますが、そのようにするという意味ではありません。

私の旅のスタイルはスケジュールを前もって決めておくものですので、現地で得た情報よりも自分の計画どおりに旅をしたいと考えています。つまりは、予定した行動以外はしたくないというタイプなのです。

私のようなタイプはスケジュールがあると無理をしてでもそのスケジュールどおりの行動をしたいと思ってしまうので、体調不良等があった場合は任意にスケジュールを変更できるように、変更をも予定としていれておく、変更後をシミュレーションをしておくということです。

この点も時間が自由になる高齢者の大きなメリットと思います。急ぐ必要はありません。

4 体調不良になったときに備えて各国の救急車の呼び方を確認しておく

5 持病を英語で表現できるようにしておく

6 日本大使館の場所を確認しておく

7 ビジネスクラスを利用する

今のところはこんなふうに思っています。まだまだあると思いますので思いついた段階で追加したいと思います。