パソコン自作のキーポイント、パソコン自作の私の失敗例、パソコンを自作するときはここに注意

パソコンを自作する人は多いと思う。私のパソコンも自作品である。昔から自作をしていたものだが、生業としているわけではないので自作する頻度はそれほど多くはない。前回はメーカー制を買っていたため、今回はおよそ10年ぶりの自作となった。

10年ぶりに自作をすると昔のノウハウは殆ど役にたたず、今回は多くのミスティクをした。以下、失敗を恥ずかしながら披露したい。巷の、「こんなことに気を付けようね」といったものではなく、全て実際に私が失敗したものである。書いて見ると、よくぞここまで失敗したものとつくづく思う。みなさんも同じ轍を踏まないように。

マザーボードのCPU接続ピンを折ってしまった

(教訓)マザーボードの取り付けには十分注意すること

マザーボードとCPUの接続は昔はピン方式であったが、現在はCPUにピンはなく、接続はマザーボード側についている細い端子により行われる。この細い端子は本当に弱く、すぐに折れてしまう。このため、CPUを取り付けるときは、ピタリと合う位置で上手く取り付けないとマザー側のピンが折れてしまう。決して、装着してからずらすようなことはしてはならない。

余談だが、このピンの折れたマザーボードはヤフオクで980円で売却した。こうしたマザーボードを修理して再販している人もいるらしい。

マザーボードのSATA端子を壊してしまった

(教訓)マザーボードのSATA端子の着脱に注意

SATAの接続コードによってSATA端子側でロックがかかるものがある。そのときは、無理に取ろうとするとマザーボードのSATA端子が破損することになるので、少し力を入れて取れない場合はロックがされていないか確認しなくてはならない。

壊れた電源を開けてしまいメーカー保証を受けれなくなった

(教訓)メーカー保証が付いているものはむやみに解体しない

パソコンの電源が特に何もしていないのに壊れた。ヒューズが切れているのではないかと電源を開封(開封と言う表現があたってるかどうかは分からないが要は蓋を開けた)してヒューズを見たが切れていなかったのでお手上げとなり、買ったばかりだったのでメーカーに修理を依頼した。しかし、開封品は受け付けられないと断られた。

ケースに収まらないCPUクーラーを買ってしまった

(教訓)CPUクーラーはケースに収まることを確認すること

小型をコンセプトに作成したパソコンなのでminiatx仕様となっている。いざ、取り付けようとしてもケースに収まりきらなかった。パソコンケースは物によってはこのように相当小さいものもある。CPUクーラーの高さによってはケースに入らないものもあるので事前にクーラーの大きさを確認しておかなくてはならない。

CPUにクーラーが付いておらず、すぐに作成できなかった

(教訓)CPUにはクーラーが付いていないものもある

以前はBOXであれば必ずCPUクーラーが付いていたが、最近の高性能CPUでは付いていないことも多い。このため、全ての部品が揃ったと思って、いざ作成しようとしても完成しない。必ずCPUクーラーが付いているCPUかどうかを確認しておかなくてはならない。

マザーボードを間違って買ってしまった

(教訓)マザーボードの買い間違いに注意

メーカーは、当該CPUを付けることができるマザーボードを何種類も同時に出している。同一メーカーだとネーミングの仕方が同じなので、同じCPUが使える場合は名前が酷似する。

私が失敗したのはヤフーショッピングで買ったときだが、名前検索で指定して出てきたものを買ったのだが、ヤフーショッピングの検索結果は、あいまい検索なため、似たような名前のマザーが一覧表示されていた。それに気が付かずに、枝番まで入れて検索したのだから、当該マザーだと思い買ってしまったが、miniATX買ったつもりがmicroATXを買ってしまっていた。

高価なCPUを買ってしまった

(教訓)CPUを変えても大きなスピードアップとはならない。速度は値段と直線的に比例しない

確かにパソコンの自作の目的はCPUの高速化にあるが、結果として大した高速化にはならなかった。

M.2 SSDを買うつもりがSATA接続のSSDを買ってしまった

(教訓)起動用のSSDは間違えずにM.2 SSD接続にすること

ストレージはSSDを選択しなくてはならない。ストレージはハードディスクが安価で容量が多いので選択しがちであるが、今はSSDが安くなっているので必ずSSDにする必要がある。SSDの方が速度がとても違うのでCPUを良いものにするよりも体感速度は大幅にアップする。

起動用のSSDはm2ssd接続とSATA接続のものがあるが、価格は高くなるが必ずM.2 SSDにしないとならない。そのつもりで買ったのだったが、間違ってSATA接続のものを買ってしまった。形が全く同じなので間違えやすい。