65点の人生はどうなんだろうか
過去を振り返ってみると蚤野は良い人生を送ってきたのかもしれない。先日、人生の残りが少なくなってきたので改めて人生を考えてみたが結局のところ答えが出なかった。
それは未来に向かって考えるからであって、逆に過去を遡ることで人生の意味が分かるのではないかと思い始めた。すなわち、今まで生きてきた60年以上を振り返ってみるのだ。
極端なことを言うと、今ここで死んてら蚤野の人生は何点なのだろうかと考えた。人生に点数をつけることは良くないことかも知れないが、そうすることで人生とは何かが見えてくるのではないかと思った。
少なくとも自分の人生に対する評価ができる。
振り返ってみると、たくさんの楽しいことがあった。けれどもたくさんの嫌なこともあった。年を取ると昔のことは鮮明に覚えているものだ。
人生は苦あれば楽あり、楽あれば苦ありとは良く言ったものだ。
苦しみも楽しみも半々となるのなら、点数は50点なのか。でも50点では少々寂しい。
でも100点ではないことだけは確かだ。それなら何点なのかと思っていたら、65点かな?これでも寂しい。やはり、95点ぐらいは欲しい。でも、その点数はちょっと甘い。
ただ、少なくとも今までの人生が100点でなかったとしてもこれからの人生で100点になるように努力すれば良いのではないか。
終わりよければ全て良しだ。
死ぬまでは今が一番若い。
まだまだ時間は十分にある。あと35点をプラスするように生きて行きたい。