今回の台湾旅行の目的のひとつがuberを使ってみるということ。
台中ではMRTがなく、バスも勝手が分からないので移動手段はタクシーしかない。なので、uberを試す絶好のチャンスと思った。
ホテルに到着して荷物を預けて、チェックインまで時間があったのですぐに試してみた。
インストールは日本で済ましていたので問題なくアプリは起動。目的地をピンで指定して進んで行くと支払画面となり、Google Payかクレジットカードの登録を行わなくてならない。
本当は現金で支払いたかったのだが、できないので仕方なくクレジットカードの番号を登録。
目次
Uberが来ない!!
まず、配車をしてもらう乗車場所だが、ホテルの目の前にした。大通りの真ん前で車がびゅんびゅん行きかっているので大丈夫と思った次第だ。(後述するとおり、この場所で配車はしてはいけない場所だった。)
目的地までは120元と表示。アプリで進んで行き、配車確定ボタンを押すと、車が特定されて、運転車名、車種、ナンバーがアプリ上に表示された。
すぐに到着の案内があったが、待てど暮らせど、そのナンバーの車は見当たらない。しばらく経つと、電話がかかって来た。
なぜ、海外で電話がかかって来るか分からなかったが、見ると、何と、uberのドライバーからの電話。
「えっ、電話?」と思いつつ出るが当然中国語などは分からない。英語で「ホテルの前で待っている」と伝えたが、何もいわずに電話は切れた。
で、しばらく待つが全く音沙汰なし。その後、「ドライバーがキャンセルしました」との通知。
お前な~、こっちはちゃんと待っていて、勝手に来ないでキャンセルとは何事だと憤ったが後の祭り。初uberでこれはないでしょ、と思いつつ、兎も角uberがダメなら他の交通手段を探さなくてはならない。
仕方なく、タクシー乗り場を探して宝覚寺まで行った。140元。何だ、uberとそれほど違わないのではないか。
帰りは再度uberを試すことにした
宝覚寺の目の前の大通り。ここは分かりやすいし間違えることはないだろう。
先のとおりuberを操作すると、待ち時間が7分ということで目的とする車の場所から現在地までが地図上で表示されて線で示されている。
今は、午後1時37分。だんだんとスマホ上の、その車が順調に現在地に近づいてくるのが分かる。
おお~、来てる、来てる。
今か今かと待つが、ある時点で車の位置がピタリと止まった。と同時に車の向きが変わるのではないか。おいおい、帰ってどうするんだ、と思っていたら、また、向きを変える。でも、進んでは来ない。そこで止まったままだ。結局アプリ上で動きが止まってから10分ぐらい経った午後1時57分に、車が来た。アプリ上での車は動かずに現物の車が到着したというわけだ。
7分で来る予定が20分かかったんじゃないか。
勝手にドアを開けて乗り込むと出発した。45歳ぐらいの台湾人のおっさん。台湾人の英語力がどの程度か興味があったので話しかけてみた。
「何年ぐらいuberのドライバーをやってるのか」聞いたら、8年とのこと。えっ、8年前ってuberはあったのだろうか。
日本人を良く乗せるか聞いたら、「日本人はタクシーを使うので乗せることはない」とのこと。
おお、結構通じているのではないかと思いつつ、「じゃ私が初の日本人?」と聞いたら時間が経ってから「YES」。いやいや、バックミラー越しの目が泳いでいたので、こいつ適当にYESと言ったなと思った次第。
ホテルの前まで着いた。クレジットカード支払いなので何もすることがない。上手く乗ることができたので、Uberの評価システムで評価を最大の5としておいた。
キャンセルしてないのに何でキャンセル料金がかかるんだ!!!
すぐにメールで利用料金の案内が来ていた。と、同時に前回の来なかったuberのキャンセル料金も請求するとの案内。おいおい、来ないのは俺が悪いのかと思いつつ、問い合わせ欄があったので進んでいくと、結局は当該金額は次回のuberで使えるポイントで返却するとのこと。
後々、なぜ、車は来なかったのかを考えてみた。もとより、配車がされていないことなどはないだろう。それならなぜ、来なかったか。
答えはひとつ、相手が自分を見つけれなかったということだ。なぜ、見つけれなかったのだろうか。
これは推測の域を出ないが、今回待っていたのは駅前のホテルの前。つまり、駅のすぐそばではあるが駅前ではない。Uberのシステムでは自分のいた場所は駅前になっていたのではないのだろうか。でも、その駅前ではなく、近くではあってもちょっと離れたホテルの前だったので、見つけることができなかったのではないかと思った。
後日、クレジットカードできちんと違約金を含めて引き下ろされていた。
まとめ
まあ、今回初めてuberを使ってみたわけだが、次のようなメリット、デメリットを感じたので、何かの参考にしてもらえれば幸いと思う。
- タクシーと比べると安いことには間違いない
- タクシー料金の目安を知るために使うこともできる
- ぼられる心配がない
- タクシーやバスがないところでも配車可能
- タクシーと比べて安いのは間違いないが極端に安いというわけではない
- 表示されている到着時間はあくまでも目安にしか過ぎない
- 一度配車を依頼してしまうと、タクシーがあっても利用することはできない
- 配車をキャンセルするとキャンセル料金がかかる
- ドライバーがキャンセルしても利用者にキャンセル料金がかかる
- 配車が円滑に行くように分かりやすい場所で待たないとならない
- アプリ上での車の位置情報は適当なことがあるし、止まってしまうこともある