出雲大社へはバスが便利、行き方回り方

出雲大社へはバスが便利

念願の出雲大社へ行ってきた。縁結びのご利益があるとのことだが、今さら何と縁を結べば良いのかと思いながらの旅である。バスで行ったがどこで降りてどう回るのがベターなのかが分からなかったので、色々と調べた。

さて、宿泊は出雲市駅の真ん前のホテル。出雲大社へは出雲市駅前から電車とバス、両方が出ているが、電車だと乗り換えが必要となるうえ大社に行くにはバスに比べて歩く距離が長い。

なので、ここは迷わずバスを利用した。出雲空港から出雲市駅までの空港連絡バスで降りるときに、1番乗り場から午後3時発の便が出ているということをアナウンスがあり、そのまま直行した。

出雲大社に行くのには正門前と出雲大社連絡所のふたつのバス亭がある。さて、どちらのバス停で降りるのが良いのかと思っていた矢先、観光客なら誰しもが思う疑問らしく、バスの運転手にその旨聞いている乗客がいる。聞き耳を立てていると運転手は「正門前」で降りる方が多いですよと答えている。素直にそこで質問を終えれば良いのに、その乗客はなおも「参拝するにはどっちで降りれば良いのですか」としつこく聞く。

その乗客としては大勢の人が正門前で降りるのは分かったが、それがベターな方法なのか、運転手なら最良の選択肢を知っているのではないかということで念を押したのだろうが、流石に運転手は閉口していた。

まあ、要はどちらでも良いということではないのかと思い素直に正門前で下車。(図の丸がついている箇所がバス停)

参拝してみて分かったことだが、単に参拝だけなら出雲大社連絡所の方が近い。正門前で下車すると正面に向かって800メートルほど歩いて正殿に着く。出雲大社連絡所なら本の200メートル程度だ。ただ正門前で降りて歩くほうが途中の参道を歩くことができるので正門に向かってゆっくり周りを見渡しながら散策できる。だから、散策は目的とせずに兎も角参拝だけをして帰りたいというのなら出雲大社連絡所で降りて、帰りも出雲大社連絡所からバスに乗ることをお勧めする。

他方、時間に余裕があってゆっくり散策をしながら見て回りたいというなら、正門前で降りて参拝を済ませてから出雲大社連絡所で帰路に着くというのが良いと思う。私はそうした。

出雲大社はとても大きいが中を見れるわけではない。周りをぐるっと見て回ることはできてもお寺のように中がどのようになっているのかは分からない。なので、参拝が終わったらぐるりと外周を回るぐらいしかすることがなく、外周にしてもせいぜい500メートル程度なのですぐに見終わってしまう。

結構時間がかかるように書かれているブログも目にするが、そんなに時間はかからない。事実、3時のバスで出雲市駅を出て正門前に着いたのが3時28分。帰路は出雲大社連絡所から3時50分のバスに乗ったのだ。これで散策、お参り、ぐるっと外周を見て回り、おみくじを引いてきた。結局20分程度しかかからなかったとになる。

ただ、この方法が最良ではないことを後で知った。というのは電車の出雲大社駅付近も観光地化しているので、この方法だとそこを見ることができないのだ。

だから、今度行ったときは出雲大社連絡所で降りて正門前まで行き、そこから電車駅付近を観光して帰りは電車で帰るという方法を取るつもりだ。

出雲大社のおみくじ

出雲大社のおみくじは少々変わっている。凶、吉という概念がないのだ。番号が30番まであるがこれとても良し悪しではなく、単なるおみくじを特定するための番号に過ぎないらしい。結局、良いか悪いかは中に書かれている内容で判断するとのことだ。

ツイッターで少々見てみたが、どの内容も特に悪いことは書かれていない。そう、出雲大社のおみくじはどれも良いことしか書いていない、吉か大吉しかないおみくじだったのだ。

ことし成田山でおみくじを引いたときは、ここのおみくじは凶が多く出ることで有名なのだが、妻は3回連続で凶を引いたことを思うと対局にある神社である。