インド旅行記、不思議の国のインドは本当に不思議だった

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平成26年11月26日から11月30日までの正味4日間インドに行ってきました。

インド旅行記1日目(出国)

入国審査で質問される

出発は成田空港の44番ゲート。カウンターからは結構遠い。空港内をぐるぐる回りゲートに到着。インド人が大勢いた。時間通りに出発。機内は空いており、搭乗率は40パーセントほどか。真ん中の3列シートには殆どの列で1人しか座っていない。予定通りに到着。

いよいよ入国審査。「殆ど何も聞かれることはない、聞かれるとしてもせいぜい何日ぐらい滞在するか程度だ」と地球の歩き方には書いていた。前にいた若い旅行者はホテルの名前を書いていなかったらしく、審査官から何やら指摘されていた。自分の番が来た。パスポートと入国書類を提出。すると、「ホテルはどこだ」と聞いてきた。全く予期せぬ質問で、慌てて、ホテルの住所を書いた紙を出そうとしたら、「デリー?」と聞いてきたので、「そうそう、デリー」と答えて何とか切り抜けることができた。後で地球の歩き方を良く見てみると、ホテルの名前とともに都市名を記入するようになっていた。自分が参考にしたのはツアー会社の作成した記入例でそれにはホテルの名前しか記載するようにはなっていなかった。

入国審査を終えてすぐに外に出れるかと思っていたら、その前にまたパスポートの提示を求められ、ようやく手荷物の受取場所に行くことができた。ここで手荷物が出てくるまでに両替。空港はレートが悪いので最低限のお金のみ両替するようにと聞いていたので、財布から3千円を出し、順番を待っていると順番が来る前に、ミニマム1万との声。どうやら空港の両替は最低限にという情報が日本では知れ渡っていることを知られていたようだ。止む無く1万円を両替。1枚1枚確認するように渡してくれた。4700ルピーほどになった。1ルピーは2.1円以上で率はやはり悪い。

緑ランプ表示に沿って税の申告書を提出し晴れて出口にたどり着く。

次は、迎の人を探す。A3ほどの大きさの紙を持った人たちが出口で大勢待機していた。一人一人の紙を見て行き自分のツアーを探す。IACEという会社なのでその旨書いているかと思い探すが見つからず。ふと見ると自分の名前のローマ字綴りの紙を持っている人がいた。えっ、個人名?と思い声をかけると確かにその人が迎の人だった。案内されるまま車の所に行くと、車は乗用車。えっ、他の人はと思い聞くと、自分ひとりという。ツアーのイメージは何十人もの人が送迎バスに乗り、それぞれのホテルに案内され、その車中で観光時の注意事項を聞くものだと思っていたが、全くの拍子抜けとともに一抹の不安を覚える。

外は大勢の人、車。空港内に入るにはお金を払わなくてはならないので、空港の外で待っている人たちも多い。

車は円滑にデリー空港を出発。混雑している道路を相当なスピードで走って行く。殆ど信号はなく、途中で渋滞に遭うが40分ほどでホテルに到着。モーニングコールもできるというので、翌朝は朝からアグラ、タージマハル観光があったので朝の5時に頼むこととした。