「覆水盆に返らず」というが、こぼれた水を盆に戻す必要などはない。はじめから汲み直せば良いだけだ。汲み直す水があるかどうかだけの問題で単純な話だ。
人生も同じだ。
目次
人生失敗の再起は頑張りしかない
人生の失敗は、色々あるが、まず、どういった失敗であったかである。
入試に落ちたらまた来年受ければ良い。
志望した会社に入れなかったときも、また、同じだ。これらは、いつまで続けるか、いつの時点で諦めるかを決めるだけだ。
不祥事を起こして懲戒免職になった。
刑事事件を起こして収監された。
自己破産をした。
なんて失敗もある。尤もここまで来たら失敗では済まされない。人生における汚点とも呼べる大失敗だ。でも生きている以上、再起は図れると思う。
これらはともに、これからの生活をどうやって維持していくかという論点、すなわち、仕事をどうするかということに他ならない。
大金があるなら悠々自適の生活だろうがそうはならないだろう。
個別のケース毎に具体的な対応の仕方は変わって来ると思うが、結局は頑張って再就職をして人並みの人生を送るしかない。
それができないから困っているんじゃないかと言われると思うが、王道はない。先ずは、頑張って、頑張ってと言う他ない。
就職先がないなら、起業するというのはどうだろうか。
昔と違い、起業のハードルは低くなっている。特にネットビジネスは資本金も殆どかからない。ブログで収益を上げるという手もある。警察を懲戒免職された話のブログなどはとてもアクセスがあるそうだ。自己破産や収監された話など誰もが書けるわけではない。当に経験者しか書けないブルーオーシャンの世界だ。
女性の場合は再婚で経済力のある者と一緒になれば良いかも知れない。いや、これは男性についても同じだ。
結婚に失敗した
う~ん、これは困った。仕事の問題でないので頑張りようがない。相手もそう思っていることと思う。これは。離婚するか、しないかという個人間の問題だが、一般論としては、話し合い、別居、調停、裁判という選択肢しかない。
頑張っても失敗したら、諦めが肝心だ
日本は良い国で、絶対貧困はないし、死刑以外はどんなことがあっても殺されることはない(事件、事故は除く)。
なので、どんなことがあっても生きていくことができる。生活手段がなければ生活保護という手もある。
だから、仕事が見つからなくても生きていくことはできるということだ。
臥薪嘗胆。諦めから生まれるものもある。時間が解決するものもある。
頑張り過ぎて壊れてしまうことが一番良くないことだ。
晴耕雨読、晴耕雨テレビやラジオ、ネットでも良いのではないか。
人生、生きてるだけで儲けものなのかも知れない。
「それでは再起という名にふさわしくない。再起をするためにはどうすれば良いかということだ」と言われそうだがそうなると、それはやはり頑張るしかない。
「頑張る、諦める、頑張る」の繰り返しで構わないのではないか。
失敗しても卑屈になる必要などありゃしない。