マレーシアMM2Hの審査遅れで20万円が儲かった話

MM2Hの審査が遅れていた。やっと今年の1月から再開され、現在、遅れを取り戻すべく全速で審査を行っているとか。

今までは最短2か月、普通でも6か月程度で仮承認が下りていたものが、昨年5月以降の申請の審査がストップしていたものだ。私は昨年6月申請なので、もろ、この被害に遭ってしまった。昨年の6月に申請したのだが、仮承認の日付は今年4月30日。レターが届いたのが5月中旬。丸1年近くかかった計算だ。だから、予定が大幅に狂ってしまった。

ところで、この遅れが幸いしたことがあった。それはマレーシアへ送金するタイミングがずれたことで為替相場により20万円少ない金額で20万リンギットを送金することができたことだ。

マレーシアリンギットの為替相場はそれほど乱高下しているわけではないが、近年は25~28円前後で推移している。その昔は35円ぐらいのときもあったので最近は比較的安値である。

ところが、20万リンギットを預金するとなるとたった1円の差であっても20万円の差となる。だから、送金のタイミングは目を凝らして見ておかなくてはならない。

とは言っても仮承認が下りてから本申請まではたった半年しかない。だから、最安値のタイミングを自分で任意に選ぶことはできない。今は高値だから安値になるまで待つということは原則考えない方が良い。為替差益を狙っているのではなくて円滑にMM2Hビザを取得するのが目的だからだ。だから、仮承認が下りたタイミングで速やかに口座開設、送金をしなくてはならない。

私の場合は昨年順調に仮承認をもらうことができていたら、1リンギットは27円台。だが、審査が遅れたことで現在は26円台と1円の差が生じた。これで順調に行っていたときと比べて20万円少ない金額で送金できたというわけだ。審査遅れが思わぬ形で結果OKとなったということだ。

でも、毎回、こんなようになるとは限らない。審査遅れの時点でリンギットが逆に高くなっているということも考えられた。まあ、結果論であったということは言うまでもない。