トランスファーワイズを利用した経緯などは先日のブログでまとめていたが、送金内訳やそれぞれの送金手数料などを書き忘れていた。
実際の手数料はどうだったかというと図のとおり。
試し送金を含めて合計7回の送金を行った。7月2日から18日までで送金を終了するまで2週間以上かかったが、これは最後の方で為替相場を眺めていたためだ。送金から着金までは1日で完結するので、7回の送金では最短7日で済む。
トランスファーワイズは1回で100万円までしか送金できないので、送金回数が増え、手間がかかると言われているが、このとおり確かに日数と手間はかかるものの、慣れればスマホですぐにできるので全然手間ではない。私にとっては休みを取って銀行の窓口に行くことの方が、たった1回と言えども手間だ。
ここだけの話、私は為替相場を眺めながら職場のトイレで送金していた。もちろん、実際の送金(自分の口座からトランスファーワイズへの送金)は家に帰ってから間違いのないように行ったが、トランスファーワイズの送金手続きだけはこのように片手間でできる。その内容は24時間保障されるので為替相場の権利だけを付けておいて後で振り込みということができるのだ。
他の金融機関では手数料が安くとも為替相場を独自計算して着金額が少なくなっているとのことだ。実際に他行で確認したわけではないが事実と思う。結果的に着金額がトランスファーワイズに比べて少ない額となるようだ。
さて、今回の送金総額は5,387,175円の送金で203,908リンギットの着金となった。
トランスファーワイズ自体の手数料は55,230円となっている。具体的にいくら送金するといくらの手数料になるかはトランスファーワイズのHPで計算できるが、この手数料の算定基礎や計算方法は明確にはなっていない。
HPでは次のように案内されている。
送金額
送金額が増えるほど、手数料も高くなります。 そのため、TransferWiseの手数料は送金額によって異なります。 送金の手数料は通貨や金額によって異なるため、詳細の手数料を確認されたい場合、手数料ページをご確認ください。 少額の送金を行う場合、最低限の手数料のみかかります。
送金額が多くなると手数料も増えるように書いているので、一瞬、高額を送金する場合は小分けにした方が良いように見えるがそれは誤りだ。
実際に千円の送金のときは43.1%もの手数料を取られ、60万円なら1.04%、100万円なら1.01%となっている。つまり、送金する額が多ければ多いほど手数料の絶対額は当然増えるものの送金額に対する手数料の割合は逆に減少する。だからMAXの100万円を送金するのが一番手数料を安くできる。
また、同じ100万円を送金しても私が送金したタイミングと今のタイミングとでは手数料が異なっている。私が送金したタイミングでは10,126円だが、今は9,484円と安くなっている。きっと戦略的に手数料が計算されているものと推測する。
いずれにしても送金はトランスファーワイズ一択という結論には変わりがない。家にいながらネットで全てを済ませることができるのは何よりだ。