いや、お金が有り余っている人は使ってください。ただ、そんなに高性能なCPUは本当に必要なのですか、他をチューニングした方が早くなるのではないですかという話です。
私は、今まで結構高い最新のCPUを使っていました。現在のはi7-7700kで私が買ったときはCPUだけで4万円しました。安いパソコンがそのまま買える金額で決して安いとは言えないCPUです。
それで何をしているかといえば、プログラムとブログ作り、ネットサーフィンです。ゲームは嫌いなのでやりません。
今迄は、高ければ早いと思って高いCPUを選んでいたのですが、ふと、職場のCPUは何かと思い見てみたところi3でした。i3と言えばセレロン、ペンティアムに次ぐ、低性能なCPUです。
ところが、今まで使っていて何ら不自由を感じませんでした。
そう思うと、今まで最先端のCPUばかり使ってきて払った大枚は何だったのだろうと思い始めました。
確かに、プログラムでは若干コンパイルは早まったかもしれませんが、劇的な速さというわけではありません。i7-7700kの前はi7-3770だったのですが、ベンチマークテストで若干の向上はあったものの、その違いは体感上は全くありません。
むしろ、CPUにお金をかけるぐらいなら絶対にハードディスクをSSDに交換することです。そのSSDにしてもM.2 SSD接続とSATA接続とがあります。これはもちろん高速のM.2 SSD一択になります。読み書き速度が上がり体感上のスピードは雲泥の差になります。CPUよりも安いですし、絶対SSDにすることをお勧めします。
高いCPUを使いたいという思いは、CPUを変えれば劇的に早くなるのではないかという期待があるからに他なりません。結局はその期待は裏切られるのです。今振り返ってみると私もその思いが強かったので高いCPUを買い続けていたのだと思います。同じように思ってCPUを買っている方には是非ともそうした思いは捨てて現状に満足する道を選んで欲しいと思います。
ただ、ゲームをやる人にとってはCPUやGPUを早いものにした方が良いとの話は聞きますので、そうした方は高いものの方が良いと思います。
また、究極を追及したいという人、例えば液体窒素で冷却するとかをやってみたい人はどうぞご自由にといったところです。